銀時たち万事屋が住む江戸の治安を守る真選組。
土方十四郎は「鬼の副長」と呼ばれ、厳格な行動で真選組をまとめあげてきた。
しかし鍛冶屋で手にした妖刀の呪いで超ヘタレな性格に一変してしまう。
浪士の集団にからまれ、絶体絶命のピンチに陥ったヘタレ土方を救ったのは、
久しぶりに仕事を終えて江戸に戻ってきた真選組参謀・伊東鴨太郎だった。
最新の武器や業物を手土産に戻った鴨太郎は、局長近藤は盛大に労われ、
功績をたたえられて真選組内で頭角を現していく。
一方、妖刀の呪いによる失態続きでついに真選組を追い出されてしまった
土方は銀時の前に現れる。
かぶき町は四天王と呼ばれる四つの巨大勢力が、互いを牽制し均衡を保っている状態だった。その四天王の一人、女帝お登勢。
勢力を持たない彼女が四天王に君臨し他の勢力に対抗できる理由…それはかぶき町最強の男、坂田銀時が側にいるからに他ならない。
そんな中、銀時のもとへ万事屋一家の舎弟にしてほしいと一人の女の子が現れる。彼女はもと植木蜂一家、「人斬りピラコ」の異名を持つ椿平子だった。次郎長にかぶき町の天下を取らせるために狙われるお登勢。
銀時は、お登勢を救うために次郎長一家に入れと脅される。
要求を呑まなければお登勢が狙われ、自分も命は無いと決断を迫られた銀時が下した決断は?!